2009年04月26日
柏戦の雑感
観衆9,756人。

ホーム日本平では、'06年11月11日(土)のアルディージャ戦以来となるリーグ戦での1万人割れ。
大雨、前節のふがいない敗戦、毎年観客動員が厳しい柏戦、ローカル局でのTV中継など、悪条件が重なった。
試合前日時点で15,000枚弱の前売りがあったということは、チケットを入手していた約5千人のサポーターが雨の中、観にいくことを選択しなかったことになる。
この2試合(ジュビロ戦・レイソル戦)のサッカーは観ていてワクワクする感じが全くしないのも事実。
ただしレイソル戦においては後半30分からはワクワクできた。
さて、昨日の試合では二人の選手が今シーズン初先発した。
一人目は中盤でのポゼッションを高めることを期待され今シーズン初出場となった本田拓也。
彼の持ち味である「ふてぶてしさ」が全く見られず、ビビっていたのか、判断は遅い、パスは短い、プレスに慌てるといった散々たる出来であった。
本田の不出来が前半の一方的に押し込まれた原因の一つ。
昨年、新人ながら開幕レギュラー奪取を高らかに宣言していた頃や北京のピッチで堂々と海外の選手とファイトしていた頃の本田はどこに行ってしまったのだろうか。

今年の「OFFICIAL YEAR BOOK」における本田の意気込み。
獲るのは【レギューラー】じゃなくて【レギュラー】でしょ。
もう一人の選手はジュビロ戦で移籍後初出場を果たした永井雄一郎。
ジュビロ戦に比べれば軽快な動きとなっていたが、まだ前線からの守備の呼吸が合っていない印象。
それでも後半6分、藤本→永井→真希とつないでからのこぼれ球に後ろから走り込んでのミドルシュートは、わずかに外れたものの今後を期待させる迫力だった。
永井の豪快なシュートでスタジアムが盛り上がったものの、西部と純平のコミュニケーション不足から決定的なピンチとなり、純平がPAすぐ外でファール。
強烈なFKを西部がはじくものの、古賀に押し込まれ失点。
結局、ジュビロ戦と同様、西部のミスが起点となり失点に結びついてしまった。
ジュビロ戦と違ったのは、選手が下を向かなかったこと。
これは評価できる。
海人が復調してきた今、西部のポジションは非常に厳しいものとなったことは確か。
そして、純平。
辻尾ともともと交代の予定だったが、その直前、怪我で戦線離脱。
昨日の純平はコンディションが良くないのか、集中力を欠くプレーが多かった。
純平の短い旬の季節は終わったようだ。
夏から秋頃に戻ってきて欲しい。
次節は市川が復帰か。
それとも終盤、面白い突破を見せていた辻尾が先発か。
前節まではヨンセンを狙ってばかりのプレーが目立っていたが、昨日はヨンセンがスタメンにいないということで、スルーパスを狙う傾向が強かった。
しかしながら、大雨の中での試合。
どうしてもワンバウンドした後のボールは速度を増し、パスがつながらない。
ショートパスをしたくても、藤本・枝村はワイドなポジションをとりすぎていて、中央が薄くなりパスは必然的に強く長くなる。
結局、リズムが悪い時間が続き、まったく得点の匂いがしないまま試合の終盤を迎える。
レイソルはリードを守る体制取っていたが、後半30分のヨンセン投入でターゲットができたエスパルスはそれまでの75分間とは全く違うチームに生まれ変わる。
そして、後半32分、岡崎→ヨンセン→岡崎→ヨンセン→一樹→岡崎とパスがつながり、抜けだした岡崎が不利な体勢から右足を出し、ボールは水溜りのない素晴らしいピッチを転がり無人のゴールへ。
ここからエスパルスは怒涛の攻め。
直後の後半33分、藤本の強烈な左足シュートはGK菅野のファインセーブに防がれ、後半36分、右サイドを抜けだした一樹が
ニアに強烈なシュートを放つもポスト直撃。
流れがある時はそのまま左に流れゴールに行くのだが、ポストにはじかれたボールは結局相手ボールに。
その後も枝村の後ろからの飛び込み、藤本のFK、終了間際の児玉の「右足」でのシュートとチャンスは作るものの、結局タイムアップ。
最後の15分間はワクワク・ドキドキしっぱなしだった。
このサッカーを最初からできれば今の順位にもたつくチームではないはず。
ここからの反撃を期待。
それにしても、アウスタ日本平のピッチは素晴らしかった。

水溜りが全くないグリーンの絨毯。
管理している「有限会社グリーンマスターズ清水」の皆さんに感謝です。
話は変わるが、今日のランチ。
雑誌で最近取り上げられることが多かった清水区のイタリアン料理店に行ったが、期待外れだった。
ランチ後の感想は自分も嫁さんも「この店にはもう来ない」。
ん~雑誌の力は怖い。
店の雰囲気も味も全く正反対だった。

ホーム日本平では、'06年11月11日(土)のアルディージャ戦以来となるリーグ戦での1万人割れ。
大雨、前節のふがいない敗戦、毎年観客動員が厳しい柏戦、ローカル局でのTV中継など、悪条件が重なった。
試合前日時点で15,000枚弱の前売りがあったということは、チケットを入手していた約5千人のサポーターが雨の中、観にいくことを選択しなかったことになる。
この2試合(ジュビロ戦・レイソル戦)のサッカーは観ていてワクワクする感じが全くしないのも事実。
ただしレイソル戦においては後半30分からはワクワクできた。
さて、昨日の試合では二人の選手が今シーズン初先発した。
一人目は中盤でのポゼッションを高めることを期待され今シーズン初出場となった本田拓也。
彼の持ち味である「ふてぶてしさ」が全く見られず、ビビっていたのか、判断は遅い、パスは短い、プレスに慌てるといった散々たる出来であった。
本田の不出来が前半の一方的に押し込まれた原因の一つ。
昨年、新人ながら開幕レギュラー奪取を高らかに宣言していた頃や北京のピッチで堂々と海外の選手とファイトしていた頃の本田はどこに行ってしまったのだろうか。
今年の「OFFICIAL YEAR BOOK」における本田の意気込み。
獲るのは【レギューラー】じゃなくて【レギュラー】でしょ。
もう一人の選手はジュビロ戦で移籍後初出場を果たした永井雄一郎。
ジュビロ戦に比べれば軽快な動きとなっていたが、まだ前線からの守備の呼吸が合っていない印象。
それでも後半6分、藤本→永井→真希とつないでからのこぼれ球に後ろから走り込んでのミドルシュートは、わずかに外れたものの今後を期待させる迫力だった。
永井の豪快なシュートでスタジアムが盛り上がったものの、西部と純平のコミュニケーション不足から決定的なピンチとなり、純平がPAすぐ外でファール。
強烈なFKを西部がはじくものの、古賀に押し込まれ失点。
結局、ジュビロ戦と同様、西部のミスが起点となり失点に結びついてしまった。
ジュビロ戦と違ったのは、選手が下を向かなかったこと。
これは評価できる。
海人が復調してきた今、西部のポジションは非常に厳しいものとなったことは確か。
そして、純平。
辻尾ともともと交代の予定だったが、その直前、怪我で戦線離脱。
昨日の純平はコンディションが良くないのか、集中力を欠くプレーが多かった。
純平の短い旬の季節は終わったようだ。
夏から秋頃に戻ってきて欲しい。
次節は市川が復帰か。
それとも終盤、面白い突破を見せていた辻尾が先発か。
前節まではヨンセンを狙ってばかりのプレーが目立っていたが、昨日はヨンセンがスタメンにいないということで、スルーパスを狙う傾向が強かった。
しかしながら、大雨の中での試合。
どうしてもワンバウンドした後のボールは速度を増し、パスがつながらない。
ショートパスをしたくても、藤本・枝村はワイドなポジションをとりすぎていて、中央が薄くなりパスは必然的に強く長くなる。
結局、リズムが悪い時間が続き、まったく得点の匂いがしないまま試合の終盤を迎える。
レイソルはリードを守る体制取っていたが、後半30分のヨンセン投入でターゲットができたエスパルスはそれまでの75分間とは全く違うチームに生まれ変わる。
そして、後半32分、岡崎→ヨンセン→岡崎→ヨンセン→一樹→岡崎とパスがつながり、抜けだした岡崎が不利な体勢から右足を出し、ボールは水溜りのない素晴らしいピッチを転がり無人のゴールへ。
ここからエスパルスは怒涛の攻め。
直後の後半33分、藤本の強烈な左足シュートはGK菅野のファインセーブに防がれ、後半36分、右サイドを抜けだした一樹が
ニアに強烈なシュートを放つもポスト直撃。
流れがある時はそのまま左に流れゴールに行くのだが、ポストにはじかれたボールは結局相手ボールに。
その後も枝村の後ろからの飛び込み、藤本のFK、終了間際の児玉の「右足」でのシュートとチャンスは作るものの、結局タイムアップ。
最後の15分間はワクワク・ドキドキしっぱなしだった。
このサッカーを最初からできれば今の順位にもたつくチームではないはず。
ここからの反撃を期待。
それにしても、アウスタ日本平のピッチは素晴らしかった。
水溜りが全くないグリーンの絨毯。
管理している「有限会社グリーンマスターズ清水」の皆さんに感謝です。
話は変わるが、今日のランチ。
雑誌で最近取り上げられることが多かった清水区のイタリアン料理店に行ったが、期待外れだった。
ランチ後の感想は自分も嫁さんも「この店にはもう来ない」。
ん~雑誌の力は怖い。
店の雰囲気も味も全く正反対だった。


'12 J1-第15節 清水vs鳥栖(アウスタ)&最終回
'12 J1-第14節 新潟vs清水(東北電)
'12 J1-第14節 新潟vs清水(東北電)
'12 J1-第14節 新潟vs清水(東北電)先発予想
ナビスコ杯予選第6節 清水vs大宮(アウスタ)
ナビスコ杯予選第6節 清水vs大宮(アウスタ)先発予想
'12 J1-第14節 新潟vs清水(東北電)
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'12 J1-第14節 新潟vs清水(東北電)先発予想
ナビスコ杯予選第6節 清水vs大宮(アウスタ)
ナビスコ杯予選第6節 清水vs大宮(アウスタ)先発予想
Posted by Palau at 17:28│Comments(4)
│S-PULSE
この記事へのコメント
今日、やっとこの試合の録画を見ました
先発にヨンセンがいないことで、パスワークでの崩しが基本となるには
天候不良…雨のピッチでは、ターゲットが欲しかったように思います
健太監督、どうしてこの天候でヨンセンを起用しないの?って感じでした
でも、ヨンセンがいない時間帯を経験して、投入された後にい展開が
何度もありましたね~
中央突破の形での同点弾は、迫力もありました
その後の、原の一本で逆転できたら最高でしたね
今後の健太監督の采配に注目したいと思います
先発にヨンセンがいないことで、パスワークでの崩しが基本となるには
天候不良…雨のピッチでは、ターゲットが欲しかったように思います
健太監督、どうしてこの天候でヨンセンを起用しないの?って感じでした
でも、ヨンセンがいない時間帯を経験して、投入された後にい展開が
何度もありましたね~
中央突破の形での同点弾は、迫力もありました
その後の、原の一本で逆転できたら最高でしたね
今後の健太監督の采配に注目したいと思います
Posted by uguisu
at 2009年04月26日 21:45

uguisuさん
ヨンセンがいない75分のあったからこそなのか、単純に柏レイソルの足がとまったからなのかはわかりませんが、終盤の攻撃は見ごたえありました。
あの15分でできた、得点に結びついた中央突破の形や、藤本のシュートで終わったダイナミックなサイドチェンジをもっと見たいですね。
今後の健太監督の選手チョイスと、采配に期待しましょう。
そして何よりも選手の奮起に期待します。
ヨンセンがいない75分のあったからこそなのか、単純に柏レイソルの足がとまったからなのかはわかりませんが、終盤の攻撃は見ごたえありました。
あの15分でできた、得点に結びついた中央突破の形や、藤本のシュートで終わったダイナミックなサイドチェンジをもっと見たいですね。
今後の健太監督の選手チョイスと、采配に期待しましょう。
そして何よりも選手の奮起に期待します。
Posted by Palau
at 2009年04月26日 23:32

後半30過ぎにやっと見られるゲームになってきました。
前半からの柏の攻撃を何とか1点に抑えてドローに持ち込んだ事は磐田戦の悪夢を引きずらない為にも良かったのかなと思います。
(当然、勝ちたかったですけど・・・)
岩下は髪を切って気合を入れなおしたのでしょうか。
積極的に声も出していたようですし、彼のリーダーシップに今後も期待したいですね。
前半からの柏の攻撃を何とか1点に抑えてドローに持ち込んだ事は磐田戦の悪夢を引きずらない為にも良かったのかなと思います。
(当然、勝ちたかったですけど・・・)
岩下は髪を切って気合を入れなおしたのでしょうか。
積極的に声も出していたようですし、彼のリーダーシップに今後も期待したいですね。
Posted by かおり at 2009年04月27日 16:11
かおりさん
ふがいない後半30分までのエスパルスでしたが、そんな中、闘志むき出しでファイトしていたのは岩下でした。
シーズン序盤は感情コントールができずイエローカードをもらっていましたが、ここ数試合は落ち着いた大人のプレーをしています。
髪を切ったのもGoodです。
岩下のリーダーシップに期待ですね。
ふがいない後半30分までのエスパルスでしたが、そんな中、闘志むき出しでファイトしていたのは岩下でした。
シーズン序盤は感情コントールができずイエローカードをもらっていましたが、ここ数試合は落ち着いた大人のプレーをしています。
髪を切ったのもGoodです。
岩下のリーダーシップに期待ですね。
Posted by Palau
at 2009年04月27日 22:40

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